高血圧治療を意識した食事

高血圧治療を意識した食事

高血圧とは、普通、原因が明らかではない本態性高血圧症のことをいいますが、この病気は遺伝が強く関係し、一種の体質的な病気とみなされています。

このような体質の人が長い年月の間に塩分の摂りすぎ、過食や運動不足による肥満、心身の過労、また寒冷な土地に長く生活するなどの要因が重なると、働き盛りの30代後半あたりから現れ始めます。

高血圧症と診断されて治療を開始するにあたっては、一番重視するのは毎日の食生活の管理と運動です。

この管理がうまくいけば治療の効果の現れ方が全く変わってきますし、不幸にして体質的に高血圧の遺伝を受け継いでいたとしても、早期にこれらの治療を開始することで十分に間に合うものです。

食事療法のポイントは、動脈硬化と肥満を避け、減塩食に切り変えることです。

減塩食というと味が薄く物足りないものと考える方がいますが、和食であればだしをしっかりと取ることでしょうゆや塩、みそを控えめにしてもうまみをしっかり感じることができますし、洋食でもじっくり煮込むことで味をしっかりと感じることができるようになります。

メニューのポイントとしては栄養のバランスをとり、薄味に調理する事です。

炒め煮などのように油でいためてから味付けすれば薄味でも十分にコクを出せますし、肉、魚、たまご、牛乳、豆腐などのタンパク質、緑黄色野菜でビタミン、ミネラルをしっかり補給してまた、海藻類も積極的に摂るようにしましょう。

薄味の物足りなさは調理の工夫次第で味にアクセントを付けたり濃いだしを使用することで十分満足感の高い食事にすることは可能です。

2017年12月 8日|